公益財団法人 新潟市開発公社スポーツプロモーション課

テニス雑学・豆知識そのⅣ

テニスでラブを使う由来は？　

硬式テニスの点数の言い方は、他のスポーツと違い独特です。特に気になるのが0の事を「ＬＯＶＥ」と呼ぶことです。

「ラブと聞くと一般的には「愛」とか「愛情」を思い浮かべます。

なぜそんな呼び方になったんでしょうか？

テニスで「0＝ラブ」とする由来

諸説ありますが有力なものをいくつか紹介します！

1つ目が、フランス語で「卵」を意味する「ｌoeut(ロレフ)」が由来とする説です。

0と卵の形が似ていることからロレフと言われ、アメリカにテニスが渡った際に英語流

の発音に徐々に変化し「ラブ」と呼ばれたと言われています。

2つ目がオランダ語で「名誉」を意味する「lof(ロフ)」が由来とする説です。

かつてのヨーロッパではテニスを見ながら賭け事を行うことも多く、その際にお金でなく「名誉」を賭ける事もあり、

「名誉」という形のないものが0の何もないという点とつながったと言われています。

3つ目が英語での「love」の何もないという意味が由来とされています。

かつて「love」には「nothing（何もない）」の意味があり、何もない状態から始めるという意味で0をラブと呼ぶように

なったのではと言われています。

他にも諸説がありますが、テニスは本当に謎がおおいですね・・・・