公益財団法人 新潟市開発公社スポーツプロモーション課

いつも黒埼地区総合体育館をご利用いただき、ありがとうございます。

いつもご利用いただいているお客様より、トレーニングルームについてのブログ(第3弾)を書いていただきました。

こちらにて掲載させていただきます。

新型コロナを遠ざける“秘策”は？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西区在住男性

新型コロナがなかなか収束しません。天然痘とかコレラが蔓延した江戸時代や100年前のスペイン風邪が流行したころより、感染症は終息までは少なくとも３年の時間が必要と言われてきました。その伝でいえば新型コロナは今年から来年にかけ峠を超えて収束に向かい、令和５～６年ごろには克服できることになります。「向こう１年、ひょっとして2年もの間、今のような生活を強いられるのか？」と憂鬱になるのは私だけではないでしょう。

• 避けたいクロタイの「休館」

　黒埼地区総合体育館（通称クロタイ）のトレーニングルーム利用をはじめて4年目になりますが、私だけでなく利用者の誰もが「コロナ禍でトレーニングができなくなることだけは避けたい」という思いでしょう。というのも昨年３月～５月の３ヶ月間、クロタイは予防のため休館を余儀なくされた事があるからです。その後、クロタイのスタッフと利用者の予防のための様々な努力もあり、休館という重い選択はしなくてすんでいるようです。

• ワクチン接種の周辺

　「ワクチン済みましたか」「孫に予約してもらった」とトレーニング中に聞こえてきます。高齢者優先で接種が実施されるため、比較的年配者が多い施設利用者は接種率も高いかもしれません。私もかかりつけ医でいとも簡単に６月半ばまでに２回接種を終了しています。接種は蚊が刺す程度の痛みで終わったため、悪友には「年寄ほど副反応は小さいのだそうだ」と皮肉を言われました。ただ、基礎疾患があるとか、体調によりワクチンを打てない、またワクチンそのものを打ちたくない人もいますから、ワクチン接種を新型コロナに罹患しない免罪符のように振りかざすことはできないと思っています。

• トレーニングは予防の露払い

　悪友は高齢だから副反応は小さいと言いましたが、私は普段から身体を動かし、結果的に免疫力が向上していることで副反応が思ったより小さいことにつながったのではと思っています。これには私が説明できる科学的な根拠はありません。でも季節の変わり目にひいていた風邪をひかなくなり、躓きや前かがみで歩くことが減っていることはトレーニングの賜物ではないかと思うのです。

• 感染症予防に“秘策”なし

　しかし、感染症の予防は＜風邪をひかない＞＜流行性感冒にかからない＞ようにすることが一番です。そのための秘策はなく＜マスク＞＜手洗い＞＜うがい＞そして＜過労を避ける＞を徹底的に実行することです。トレーニングはそのための基礎的な条件の一つに過ぎない、と自覚しています。（６月２８日記）